目覚まし時計のスヌーズ機能を使ったことはあるでしょうか。これは一度アラームのスイッチを切っても、しばらくするとまた鳴り出すというものです。
二度寝防止に役立つ機能ですが、スヌーズ機能そのものを停止させるスイッチを押してしまえば、繰り返しアラームが鳴ることはありません。
慣れてくるとスヌーズを切るという動作が習慣化してしまい、結局の所普通の目覚まし時計と同じことになり、寝過ごしてしまったという経験を持つ方も多いのではないでしょうか。
そうした悩みを解決するのがこの「双子時計」です。双子時計は電波で情報をやり取りしており、兄機のスイッチを押さない限り弟機のスヌーズが停止することはありません。
つまり、アラームを完全に止めるためには必ずリビングまで出て行かねばならず、従来の目覚まし時計と比べて大幅に二度寝抑止効果がアップするのです。
弟機はアラームを鳴らすためのスピーカー端末であると言い換えていいでしょう。
屋内で時計が定期的に電波のやり取りを行うのは電池の面でも健康面でもあまり良くなさそうなので、こちらの接触タイプの時計も考えました。
こちらの場合は2つの時計を合体させることでスヌーズを停止させる、いわば弟機がキーの役割を果たすという発想です。双子というよりは親子時計といった方が適切そうですし、デザイン的にもこちらの方が面白いアイデアが浮かびやすいかもしれませんね。
10分後に雨が降り始めることが分かれば余裕を持って洗濯物を取り込むことが出来ると思いませんか?
その日の予報は曇りのち雨、しかし午後の降水確率はそれほど高くなく降るか降らないか微妙なところ。運が良ければ降らないかもしれないし、降り始めるまでは外に干しておこう。家庭ではこうしたシチュエーションはよくあることだと思います。
このような状況では、たとえ10分という短い時間であろうと先の天気を知ることに大きな意味があります。
特に10分にこだわっているわけではなく、20分でも30分でも構わないのですが、時間が延びれば延びるほど予測は難しくなってきますよね。
しかし雨雲の移動するスピードと方向が分かっていれば、ごく短い時間においては高確率で次に雨の降る場所が予測できるのではないでしょうか。
自宅の住所を登録しておいて、その地点で雨が降りそうなときにはメールで知らせてくれる。こうしたサービスがあったら便利なんじゃないかなぁと思います。
電子ペーパーの玩具への応用で、貼るタトゥーがあったら面白いんじゃないかと考えました。肌に貼り付けてどんどん模様が変化するタトゥーです。
使い捨てにするには電子ペーパーが高価すぎるし、繰り返し使う場合は肌への吸着力をどうやって維持するのか、というのが問題でしょうか。
表示させる模様を自分で作成できるようにした場合は、手の平に貼り付ける「カンニング電子ペーパータトゥー」なんてのも作れますね。
人体通信とは、人体が微弱な電流を流す性質を応用して通信ケーブルの代わりとして使う技術のことです。これを利用すればイヤホンと操作部分間のケーブルをなくすことができるのではないかと思いましたが、こういうのは絶対に既に誰かが考えているだろうなぁ。
絵に描いたのは腕時計型の操作部分とイヤホンが人体を通して通信している様子です。こういうのがあればイヤホンからぶら下がったケーブルの鬱陶しさから解放されるんじゃないかなと思います。